清潔感を出したいのであれば、伸ばし始めが肝心

不潔に見られたくないなら伸ばし始めの手入れが肝心

ヒゲを伸ばし慣れていない人がヒゲを伸ばしだすと、「不潔」「汚い」などと言われることがよくあります。たしかに贔屓目で見ても、慣れていない人がヒゲを伸ばし始めたばかりの顔から清潔感を感じる事は殆どありません。

しかし、ヒゲを伸ばし慣れている人がリセット（全剃り）した後に再びヒゲを伸ばし始めた場合は、あまり「汚い」「不潔」と言われることはありません。一体どうしてこうも印象が違うのでしょうか？

見慣れているという『慣れ』は多少あるかもしれませんが、似合う似合わないの問題ではありません。似合っていようが似合っていなかろうが、伸ばし慣れていない人に対して「汚い」と感じてしまうには理由があります。

ヒゲを伸ばし慣れていない人はヒゲを伸ばしきるまで手入れをせず「不潔」「汚い」という印象を持たれ気味ですが、ヒゲを伸ばし慣れている人は伸ばしきるまでの段階こそ丁寧に手入れを行うため「不潔」「汚い」という印象を避けているのです。

「不潔」「汚い」などの印象を避けたい人は、伸ばし始めこそ気合いを入れて念入りに手入れを行うべきです。では具体的にどういった手入れを行えば、良いのかポイントを解説していきましょう。

ヒゲの伸ばし始めでも清潔感を保つためのポイント

清潔感を保ちつつヒゲを伸ばすポイントは、『伸ばす部分と伸ばさない部分をはっきりと分ける』たったこれだけです。下の画像を比べてみて下さい。左が何も手を加えていない状態で右が伸ばす部分と伸ばさない部分をはっきりと分けた状態です。

印象が変わりませんか？

右の画像のヒゲスタイルは、左の画像のヒゲスタイルの余分な部分を処理しただけです。いらない部分のヒゲを剃り落とすだけで、伸ばしている部分と伸ばしていない部分がはっきりと分かれ清潔感がグッと出ます。

ヒゲの長さがさらに伸びるとよりヒゲが映えてくるので、ある程度の長さまで伸ばせば多少の手入れ不足でも不潔な印象をあたえにくくなります。伸び揃うまでは、毎日コツコツ頑張りましょう。

この方法は、通り剃ることが面倒で手つかずになった状態のヒゲという意味を持つ『無精ヒゲ』以外のほぼ全てのヒゲスタイルに適応できます。『無精ヒゲ』でも多少の清潔感が欲しい場合は、トリマーで均一に刈りそろえるなどして『無精ヒゲ風』にするなど工夫しましょう。